埼玉県新座市野火止で太陽光パネル穴と瓦の落下防止の応急処置
こだわりのポイント
今回の雨漏りの原因は、太陽光パネルを設置した場所の穴とシーリングの劣化に端を発しています。
瓦屋根に太陽光パネルを乗せる場合、垂木に設置することが多いですが、その場合、野路板や防水シートに穴を開けてビスを取り付ける直打ち工法が主流です。
雨漏りを防ぐ防水シートに直接穴が空くため、穴の位置が適切でない場合や穴を空けた場所のシーリングなどの防水処置がしっかり行われていないと、雨漏りの原因になります。
応急処置として太陽光パネルの穴をシーリングで塞ぐとともに、屋根瓦が落下しないよう、飛散防止ネットを張ったのがこだわりのポイントです。
シーリングで塞ぐことで、とりあえず、雨の浸入は抑えられますが、瓦のズレも生じていたので、万が一台風や大きな地震などが起こると太陽光パネルが動き、瓦も落下するおそれがあったためです。
雨漏りを一時的に抑えるだけでなく、より大きな災害の防止を図ったのが、応急処置のこだわりのポイントになります。
応急処置をする際は、雨漏りをはじめ、災害リスクが高い時ですので、最悪のリスクを考えて行うことも弊社のこだわりポイントです。
お客様からのコメント
築30年の瓦屋根の住宅ですが、6年ほど前に災害対策や地球温暖化対策として太陽光パネルを乗せました。
万が一台風や地震で停電した際に発電できたら助かると思ったのですが、災害対策のために設置した太陽光パネルが、雨漏りを引き起こす原因になるとは思いもしませんでした。
瓦屋根にも乗せられると説明されて喜んでお願いしたのですが、設置の方法などは詳しく理解していなかった点を反省しています。
今回、雨漏り修理業者さんに説明を受けて、ようやく気付いたのですが、防水シートに穴を空けることで防水性が低下しますし、重い瓦屋根の上にさらに太陽光パネルを設置することで、耐震性にもマイナスの影響を与えていたことに気付きました。
今回、応急処置をしていただきましたが、今後の本格修理の方法として、瓦屋根からガルバリウム鋼板屋根への葺き替えの提案を受けたので検討しようと思います。
ガルバリウム鋼板は瓦屋根に比べて軽量になるうえ、穴を空けずに太陽光発電を設置できる仕様だとのことです。
耐震性、防水性を高めて、太陽光発電もできるなら検討に値します。
担当者からのコメント
雨漏りした一番の原因は、おそらく位置決めを間違い、空けてしまった穴を塞がなかったことです。
さらに、ビスで留めた穴周りのシーリングも劣化が進んでいます。
6年ほど前に設置したとのことなので、シーリング材も汎用的な安価なものを使っており、耐久性が低かったことも問題でした。
太陽光パネルを乗せる場所は屋根の中でも日照が良い場所であり、夏場などは屋根の温度も非常に高くなります。
シーリング材は紫外線や熱に弱いので、高耐久なものを使うべきでした。
太陽光パネルのプロでも、屋根のプロではないと、このような事態も起こります。
開けっ放しの穴にシーリングを入れ、シーリングが劣化した部分も応急処置として増し打ちしました。
瓦のズレや緩みも出ていたので、飛散防止ネットを張りました。
屋根端にある破風板に飛散防止ネットをビス留めしたので、強風などが吹いても、周囲に飛ぶことや庭に落下することは防げるはずです。
あくまでも応急処置ですので、改めて太陽光発電の防水処理をし直し、瓦も留め直す必要があります。
大きな工事になりますが、ガルバリウム鋼板屋根に葺き替えるのも一つの方法です。

