福岡県うきは市吉井町長栖にてサイディングボードの部分修理
こだわりのポイント
今回の雨漏りの原因はサイディングボードのひび割れでした。
ひび割れた部分以外は、後数年ほど寿命がありそうでしたので、お客様と相談し、部分修理で対応しています。
サイディングボードはいくつか種類がありますが、お客様宅は最も普及率が高い窯業系でした。
比較的手ごろな価格でデザインが多彩、軽くて耐用年数も長いのがメリットです。
一方、水に弱く、ひび割れが起きやすく、シーリングが劣化しやすいといったデメリットがあり、定期的な塗装やシーリングの補修が必要になります。
今回は、1枚だけひび割れたボードがあったのですが、日当たりがいい場所で窓のある場所でした。
雨水や紫外線をはじめ、窓の開け閉めによる振動も、サイディングボードのひび割れにつながりやすく、設置されている場所によって劣化のスピードが異なることも少なくありません。
そのため、全面張り替えや重ね張りで修理するのではなく、雨漏りを引き起こした部分だけを修理する方法を選びました。
お客様の予算やご意見をしっかり踏まえ、過剰工事はせず、まだ使えるもの、問題ないものはそのままにするのが弊社のこだわりポイントです。
お客様からのコメント
築23年の2階建て住宅ですが、日当たりがいい1階の居間の窓の下あたりに雨染みのようなものを掃除している時に見つけました。
偶然気付いた感じで、いつからそうなっていたかはわかりません。
最初は窓際なので結露かなとも思ったのですが、冬場ならともかく、温かい時期だったので結露の可能性は低いです。
そこで調査を依頼したところ、ちょうど雨染みができた場所の外側に設置されているサイディングボードにひびが入り、そこから雨が染み込んでいたことがわかりました。
サイディングボードの寿命は、30年~40年とのことで、その間に外壁塗装をすれば長く保つという認識でした。
築23年ですが、3年前の20年目に2回目の外壁塗装もしていたので、ひび割れしたことにびっくりした感じです。
ただ、塗装をして風雨や紫外線から守っても、振動や地震の揺れでもひびが入ることがあるそうです。
出窓で開閉式の窓なので、毎日バタンバタンと開け閉めしていたのが原因かもしれません。
ほかのボードはまだ十分に耐久性があるとのことで、部分修理で済ませてもらうことができ、費用も納得でした。
担当者からのコメント
今回雨漏りを起こした原因となっている、出窓の下部分のサイディングボードのひびを補修していきます。
補修方法はコーキング材の注入です。
まず、カッターなどの工具を積空、ひび割れ部分を中心にV字に削って溝を作ります。
次に細かいブラシなどを用い、ひび割れ部分に入り込んだホコリやゴミなどを除去します。
清掃をせずに、いきなりコーキングを充填しても、ゴミが混ざって耐久性を損ねるためです。
清掃を終えたら、プライマーを塗布します。
プライマーとは、下地とシーリングとの密着性を高める役割を担う接着材的な役割を担うものです。
続いてシーリングを充填していきます。
ひびに入れ込んだら、へらを用いて平らに成形します。
この際、ひびの奥までしっかりとシーリングが充填されるようにしなくてはなりません。
隙間ができてしまうと防水性能が高まらず、再び雨漏りする原因になるためです。
さらに、表面にモルタルを塗布して埋め戻し、平らに仕上げます。
このままでは見た目に修復跡がばっちり見えてしまうため、サイディングボードの色に合わせた色で塗装します。
塗装によって、風雨や紫外線から守ることが可能です。

