福岡県みやま市山川町重冨でシーリング補修
こだわりのポイント
今回の雨漏りの原因は、外壁に生じたひび割れです。
外壁塗装の経年劣化に加えて、おそらく地震の揺れなどが影響した亀裂に思われます。
今回は、予算面や急ぎの対応ということで、外壁塗装は後回しということになりましたので、ひび割れの部分修理だけを実施しました。
ひび割れは4mm程度の太さになっていたため、U字カット工法でシーリング工事を行いました。
髪の毛程度の極細いクラックであれば、ただシーリングを詰めるだけでも補修可能です。
ですが、2mmを超える構造クラックの場合は、ただシーリングを詰めるだけでは強度が足りず、さらにひびが拡大するおそれもあります。
雨漏りを防止するために、構造クラックの場合はわざと、ひび割れ部分の周囲をU字に切り取ります。
そのうえで、広がった溝にたっぷりとシーリングを入れて強度を高め、弾力性を持たせて雨漏り防止を図ったことがこだわりポイントです。
外壁は地震の揺れや周囲を走る車の振動などにより、知らない間にも動いています。
そのため、下地に追従するようにシーリングを入れておかないと、すぐに亀裂が入るおそれもあるので注意しなくてはなりません。
お客様からのコメント
築26年ですが、築12年目の時に外壁塗装をして以降メンテナンスはしていません。
かれこれ14年ほど塗り替えていないわけですが、それがいけなかったのか、室内の壁に雨染みができました。
驚いて調べていただいたら、やはり外壁塗装の劣化により、外壁を保護する機能が低下し、ひび割れが生じて、そこから雨が室内まで染み込んできたとのことです。
ただ、すぐに外壁塗装をすることを予定していなかったので、費用の工面ができません。
そこで、とりあえずひびだけでも埋めて、雨漏りを抑えてほしいとお願いしました。
快く対応してくださり、当面の間はそのひびからは雨が入り込まない状況になったとのことです。
確かに、部分修理後は雨染みが広がらなくなりました。
ただし、このまま外壁塗装をしないでいると、ほかの部分にもひびが入って、同じように雨漏りが起こるリスクがあることを説明していただき、納得しています。
ちょっと節約して、早めに外壁塗装ができるように資金を貯めたいと思います。
その際は、また依頼したいと思える親切で技術が高い業者さんでした。
担当者からのコメント
ひび割れ部分だけでなく、少し深く溝を作ったうえでシーリングを入れていくため、まずは電動カッターでひびを中心にU字に切り取ります。
切り取った部分を除去し、ブラシを使って溝の清掃をします。
チリなどが残っていては、シーリングを入れても密着性や気密性が高まらず、雨漏り防止の効果が発揮できません。
清掃をしたら、周囲にマスキングテープを貼ります。
マスキングをするのは周辺にシーリングが付かないようにするだけでなく、溝にしっかりとシーリングが入り込むようにコントロールできるためです。
周囲に付かないので、しっかりと作業ができます。
まずは、シーリングと下地を密着させる役割を持つプライマーと呼ばれる下塗塗料を入れ込みます。
劣化している場所ほどプライマーを吸い込んでしまうので、吸い込みがなくなるまで塗り重ねました。
適切な時間乾かしたら、シーリングをたっぷりめに入れます。
コテを使って奥まで入れ込み、隙間がないように抑えながら、表面が均等になるようにならします。
きれいに整ったらマスキングテープを剥がし、硬化したら完成です。

